2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

毎日新聞 映画評 2008年2月29日(毎日jp)

大岡昇平のノンフィクション「ながい旅」の映画化。敗戦後、B級戦犯となった元東海軍司令官・岡田資(たすく)中将(藤田まこと)が、軍事法廷で信念を貫く姿を冷静な視点で描く。米軍の無差別爆撃を戦争犯罪と主張する一方で、捕虜処刑の全責任を負う姿に…

読売新聞 映画評 2008年2月29日 

迫真の戦犯法廷場面 恩田泰子(読売新聞記者) 揺るぎなく、誇り高く生きる。その難しさを痛感しながら生きる現代人に、この作品は一筋の光を示す。藤田まこと演じる、主人公の元東海軍司令官・岡田資(たすく)中将は、第2次世界大戦後、部下と共にB級戦…

eiga.comでの清水節氏の批評

偉人の超人性ではなく、気高い精神を描いた秀作ドラマ http://eiga.com/review/show/1958極東軍事裁判でB級戦犯とされた軍人の法廷闘争??そんな表現で括ってしまえば、一方的に日本を裁いた戦勝国の不正を告発する作品のように思えてしまう。しかし本作は、…

『超映画批評』(前田有一)の評=映画ジャッジに転載

http://movie.maeda-y.com/movie/01060.htm 日本人としての誇りを失わず、戦犯裁判を戦い抜いた男の物語70点(100点満点中)戦勝国の一方的な論理でA級戦犯らを裁いた東京裁判の欺瞞は、近年の保守ブームで一般にもだいぶ知られるようになってきた。しかし、…

中曽根元総理「傑出した映画」と賞賛

『明日への遺言』大健闘の好調スタート! http://www.cinemacafe.net/news/cgi/release/2008/03/3506/命を懸けて最後まで愛する人を守り、誇り高く生き抜いた岡田資(たすく)中将の生きざまを描いた真実の物語『明日への遺言』。家族の絆というテーマを背景…

外人俳優インタビュー

cinemacafe.net 2008-02-29 「戦争を知らない現代人だからこそインパクトがある」『明日への遺言』インタビュー http://www.cinemacafe.net/news/cgi/interview/2008/02/3457/第二次世界大戦後に各地で占領軍によって行われた戦犯裁判。責任を部下に押しつけ…

6横浜裁判経緯

連合国(アメリカ軍)による日本軍戦犯への戦争裁判であり、A級戦犯を裁いた東京裁判とは別個に開かれている。ただ被告の拘置所はスガモプリズンである。同様な戦犯裁判は連合国各国が各地で開いており、被告の数は5000人以上に上る。(林博文「BC級…

5岡田中将の主張

以下は大岡昇平の原作よりのメモ (事前調査での尋問より、これは裁判中で証拠採用されている) 1無差別爆撃を行った者は重罪人であり俘虜(捕虜)ではない 2略式軍律裁判をおこなったが、正式軍律裁判にかけても結果は同じである 3略式裁判に変更したの…

4日本軍が処刑の根拠とした軍律およびその経緯

以下は大岡昇平の原作よりのメモ 軍律=日本軍内の法律(広辞苑:軍の法律。軍法。)・1923年ハーグ陸戦法規「爆撃は軍事的目標に対しておこなわれた時のみ適法」・昭和17年4月18日の米国ドゥーリトル隊の日本初空襲 空母発進のB25ドゥーリトル…

大岡昇平「ながい旅」に書かれた本事件に関するいくつかの事実

映画「明日への遺言」の原作である、「ながい旅」に書かれた内容からメモ 1岡田中将の人となり 岡田資陸軍中将 鳥取県出身、日蓮宗 明治23年4月14日生まれ 陸軍士官学校卒→陸軍大学 →大正14年イギリス大使館付武官(大尉) →昭和12年日中戦争・武…

沖縄米兵の強姦事件に関する「あるブログ主」の今後の展開予想 今(2008年2月19日)の段階での予想。1・日本国政府および社会の動きを無視し、米兵の暴行自体に関しては否認し続ける。2・日本国政府および社会の米兵の犯罪への訴追行為を、「傷害・暴行」…

藤田まことインタビュー

http://www.cinemacafe.net/news/cgi/report/2008/02/3305/ 2008-02-07 cinemacafe.net 藤田まこと「岡田中将の魂の片鱗に触れたい、という思いで演じた」B級戦犯として戦後、戦勝国アメリカに起訴された岡田資中将の、誇りを懸けた法廷での戦いを描いた『明…

森元首相「明日への遺言」絶賛

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/122788/ 産経新聞 特集ページ 2008/02/14森喜朗元首相は14日の自民党町村派総会で、映画「明日(あした)への遺言」について「感激した。福田赳夫元首相が『20世紀は人類が愚かなことばかり…

サンタバーバラ映画祭で絶賛

米映画祭 拍手鳴りやまず 「明日への遺言」3月1日全国公開 産経新聞2008年2月14日(木) http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/m20080214038.html?C=S3月1日から全国公開される映画「明日(あした)への遺言」(小泉堯史監督)が、米カリフォル…

LUST, CAUTION [色・戒](2007)

158分 中国/アメリカ 公開2008/02/02 監督:アン・リー 原作: チャン・アイリン 脚本:ワン・フイリン、ジェームズ・シェイマス 出演:トニー・レオン(イー長官)、タン・ウェイ(ワン・チアチー=マイ夫人=抗日女スパイ) 裏切り者である漢奸(中国人の…