5岡田中将の主張

以下は大岡昇平の原作よりのメモ
(事前調査での尋問より、これは裁判中で証拠採用されている)
1無差別爆撃を行った者は重罪人であり俘虜(捕虜)ではない
2略式軍律裁判をおこなったが、正式軍律裁判にかけても結果は同じである
3略式裁判に変更したのは作戦上の判断

(裁判開始前の昭和22年2月メモより)
・最終的責任は自分にある
・B29搭乗員を死刑と判断したのは自主的なものである
・現在の国際法は現状にあわず改定が必要だ(無差別爆撃が空襲の主流であるから国際法の方を改訂すべきだ)