明日への遺言

自由主義史観研究会の見方

映画『明日への遺言』と無差別爆撃について、飯嶋七生(自由主義史観研究会会報編集長) http://www.jiyuu-shikan.org/rekishi154.html ◆映画の主題 「責任」と「正義」「国敗れて上将が、求めて責任を取るのは、当然過ぎる事ではありませんか。そして法廷で…

6横浜裁判経緯

連合国(アメリカ軍)による日本軍戦犯への戦争裁判であり、A級戦犯を裁いた東京裁判とは別個に開かれている。ただ被告の拘置所はスガモプリズンである。同様な戦犯裁判は連合国各国が各地で開いており、被告の数は5000人以上に上る。(林博文「BC級…

5岡田中将の主張

以下は大岡昇平の原作よりのメモ (事前調査での尋問より、これは裁判中で証拠採用されている) 1無差別爆撃を行った者は重罪人であり俘虜(捕虜)ではない 2略式軍律裁判をおこなったが、正式軍律裁判にかけても結果は同じである 3略式裁判に変更したの…

4日本軍が処刑の根拠とした軍律およびその経緯

以下は大岡昇平の原作よりのメモ 軍律=日本軍内の法律(広辞苑:軍の法律。軍法。)・1923年ハーグ陸戦法規「爆撃は軍事的目標に対しておこなわれた時のみ適法」・昭和17年4月18日の米国ドゥーリトル隊の日本初空襲 空母発進のB25ドゥーリトル…